【2021/02/22から開始の新ルール】カナダ渡航前にこれを読もう！渡航前完全ガイド（ちょろっと日本帰国についても）

本記事更新情報

なんとコロナが猛威を奮い出してからもう1年！！

早く収まって欲しいですが、そんな思いとは裏腹に各国の入国制限は厳しいまま。それでも日本から授業を受けるのでは時差がありすぎて難しい。ラボの授業など、対面授業があるので必ずカナダに行かないといけない。カナダの高校に行くので渡航しないといけない。などなどなどなど、渡航しないといけない人も多いはず。

日本への帰国は日本人なので厳しくありませんが、帰国しないといけないという人もいると思うので、日本帰国についてもさらっとご紹介しちゃいます！

2020年4月14日 [7月25日アップデート]新型コロナに関するアップデート：高校〜カレッジ生向け

情報は毎日ちょっとずつ更新されています。政府のサイトもチェックするようにすると確実です！

カナダへの渡航に必要なもの

• パスポート
• 学校入学許可証／在学証明証
• 学校からの渡航を推奨するレターがあれば
• 学生ビザの許可証
• 滞在先の情報（14日の隔離場所。ホテルも含む）
• ArriveCANアプリの事前登録とレシート画面の保存（スマホ上でOK）
• PCR検査の陰性証明書
  • 検査を受けた日、名前、パスポート番号、病院の先生のサインの記載が必要

日本の空港〜カナダ空港までの流れ

1. マスク必須で、日本の空港へはタクシー、家族／ホストファミリーの車や公共交通機関もOK
2. ANAやJALは各カウンターで荷物を預け、オンラインチェックインをしていない場合はチェックインを行いましょう。
   • PCRの陰性証明書、ビザをしっかりチェックされますので、この時点ですぐ出せるように用意してください。
   • ArriveCANで情報の入力＋レシートの保存を忘れずに
   • カナダの空港でのPCR検査に備えて、PCR検査用情報を登録。登録先はこちらから
     トロントは到着時にDay10でのPCR情報登録もまとめて行うので、2回情報登録は不要です。
3. 飛行機の中では飲食中以外はマスクが必須！手を洗ったりサニタイズしたりするのを忘れずに。
4. カナダの空港についたら、すぐに入国審査。Kioskに情報を入れて、用紙をもってオフィサーの列に並びます。いつもは留学生とカナダパスポート保持者の列が違いますが、今はコロナで人が少ないからか全部一緒になっています。
   • Kioskの質問内容は通常の質問に合わせてCOVID-19に関するものも追加されています。言語は日本語も選べるので、しっかり読んで答えましょう。
   • YVRの入国までの流れは⬇︎の記事からどうぞ
     
     

     2019年9月2日 【カナダに到着】飛行機からバンクーバー空港を出るまでを徹底解説！
5. なぜ今の時期に渡航なのか、隔離先はどこか、コロナの症状は出ていないか、陰性証明書を見せて、ArriveCANのレシートを見せて…とやっているとオフィサーからOKが出て、PCR検査のブースに移動します。
6. PCR検査を空港で受けて、さらに到着後10日目にもう一度検査をするためのキットも渡されます。提出の方法などインストラクションが載っているのでしっかり確認しましょう。
7. PCRテスト後にビザ発行のオフィスを案内されます。
   （PCR検査とビザ発行の順番はまだはっきり発表されていません。前後する可能性があります。）
   • ビザ発行は特例としてオンラインで先に依頼することができるPortalができたので、渡航前にやっておくとビザ発行の待ち時間が短縮できます。
     https://www.yvr.ca/en/students
8. ビザがもらえたら、預けていたスーツケースを受け取って、政府指定ホテルでPCR検査の結果が出るまで待機します。ホテルについては後ほど詳しく説明します。
   • ホテル滞在中にDay10でのPCR検査用情報を登録しましょう。登録先はこちらから
9. 3日間のホテル待機後、PCR検査が陰性だったら、ピックアップ業者もしくはファミリーに依頼をして、残り11日間の滞在先まで移動します。バンクーバーでコロナの症状がない人は公共交通機関やタクシーの使用が許可されていますが、初めての渡航の時は、ピックアップ業者を利用すると◎
   • ホテルからは直接滞在先へ向かうこと。絶対に寄り道禁止です！
   • 14日間の隔離のルールはかなり厳しく、人とあったり部屋に入れてはいけません。もしルールを破ると罰金が課せられるので注意しましょう。オフィサーからも案内があります。
   • 10日目のPCR検査キットに提出方法などが載っています。

必須のホテル滞在について

PCR検査の結果が出るまでの最長3日間は政府指定のホテルにて滞在することが求められます。（カナダの空港でのPCR検査に備えて、情報登録をしておくと空港でのPCR検査がスムーズで、時間を短縮できます。登録先はこちらから）
その際の費用は実費で$2,000ほどかかる見込みで、支払いはクレジットカードになるようです。

オンライン予約やホテルでの直接予約が可能になりました！電話はハードルが高いという方はオンライン予約ができるホテルを選ぶと良いですね。

電話の利点はリストから安いホテルを選んでくれるところかと思いますので、値段が気になる方は電話をすると良いですね！

電話番号

+1-800-294-8253（北米からかける場合）

+1-613-830-2992（北米以外からかける場合）

受付時間は午前8時〜午後11時 Eastern Timeなので、日本だと午前5時〜午後8時までです。

ホテル予約は渡航48時間前からとされています。カナダで使える電話番号も必要になるので、エージェントや代理人に電話をお願いするのもあり。きちんとコミュニケーションが取れれば、安い部屋などもしっかり案内してくれるそうです。

携帯で日本からカナダに電話する場合は、010を最初につけて、その後上の番号を押せばOK！携帯会社によっては番号が違う場合もあるようなので、お使いの携帯会社に確認しましょう。

また、かなり長時間待たされているようなので、根気よく待ちましょう！

電話で聞かれる内容

予約できるホテル

今海外からの渡航で利用できるカナダの空港は4つのみ。その空港周辺のホテルが政府から指定されています。少し増えました！こちらのリンクから最新のホテルをチェックしましょう。

ホテルはオペレーターが安いところから順に埋めていくスタイルのようですが、希望をお伝えいただければ電子レンジ付きの部屋、窓のある部屋、などご希望にあった部屋の案内をしてくれます。値段もエリアやホテルでまちまちですが、一番安くてト700ドルほど、高くて3000ドルほどのようです。

オンライン予約はこちらから

PCRの結果が陰性であれば、各州のルールに従い残りの11日間の隔離場所に移動、陽性の場合は医療機関で治療を受けます。

政府の発表している22日以降の渡航の全体の流れはこちらから⬇︎

カナダ到着後のルール

ホームステイ

隔離中はホームステイの場合は、ファミリーとは基本的にドア越しでの会話、マスクをつけての会話が必要で、自分の部屋と自分に割り当てられているバスルーム以外の場所には行ってはいけません。

• 基本的に自分の部屋から出ない
• バスルーム以外の共有スペースに行かない
  • 基本的にはホームステイ先でご自身の専用バスルームがあるはず。確認してください。
• 食事はドアの前に置かれるので自分の部屋で食べる
• ファミリーと話すときはマスクを着用
• その他、ファミリーのルールは渡航までに確認
  • 事前にファミリーに連絡を取っておくとスムーズです

ArriveCAN

14日間の間、毎日ArriveCANのアプリでお知らせが入ります。お知らせが入るごとにその日の体調を報告しましょう。ボタンひとつで簡単です！

ArriveCANアプリが使用できない場合は電話で連絡する必要があるので、電話はハードルが高いなという人は日本でできるだけ早めにArriveCANのアプリが使用できるか確認しておきましょう。

10日目にPCR検査

最後のPCR検査です。トロント以外に到着される場合は、キットは空港で渡されるので、そのインストラクションに従って提出してください。陰性結果が届いても14日間の隔離は必須ですし、さらに結果が届くまでは隔離が継続！14日を超える場合もあるようです。

まずは情報を登録して、手元のキットを使ってオンラインPCR検査、指定された日時に検査したキットを取りに来る業者に引き渡す（置いておく）という流れになります。

PCRは、ナースのオンライン立ち合いのもと行われ、検査情報登録の方法など詳細は空港で渡されるキットに記載があります。オンラインで必要情報を入力するとそのままナースとのビデオチャットを待つことになります。数時間は余裕で待たされるので朝早めから準備しておくと良いですね。

ナース立ち合いの下、綿棒での検査となりますので、キットの中身は利用方法が紹介されている動画をみて、その手順の通りに開封をするようにして、自分で勝手に進めないように気をつけてください。

万が一に陽性の結果が届いた場合はPublic Health Agency of Canada (PHAC)から電話で指示があるまで部屋で待機です。

移民局からの電話連絡

アプリでの連絡以外に州の移民局オフィサーから電話がかかってきます。カナダの番号がすでにある場合はその番号に、ない場合はホストファミリーや利用しているエージェントの番号を連絡先にしている人もいるみたいです。

かかってくる電話番号は空港で渡された用紙に書かれている888から始まる番号ではなく、ローカルの番号でかかってくることの方が多いようです。14日の隔離期間は知らない番号からの電話もなるべく出るようにしましょう。

質問事項はこんな感じ

日本への帰国に必要なもの

カナダでの留学を終え、もしくはいったんお休みして日本に帰国する場合、日本人は日本のパスポートとPCRの陰性証明書、14日間の滞在場所があればすぐに帰国ができます。

ただし、帰国後は国内の公共交通機関を一切使うことができないので、空港までお迎えが可能なエリアにお住まいの方はご家族やご友人に車で迎えにきてもらい、自宅で14日間隔離をしましょう。

乗り継ぎの飛行機や新幹線、電車に乗らないと変えることが難しいエリアにお住まいの場合は、空港の近辺でホテルをとる必要があります。

また、空港からの移動は家族や友人以外の場合、タクシーもNGなのでハイヤーのみが許可されています。

成田空港からの比較的お安めなハイヤーはこちら

カナダの空港〜日本の空港までの流れ

1. マスク必須で、カナダの空港へはUber、タクシー、ホストファミリーの車や公共交通機関もOK
2. カナダの空港のANAやJALは各カウンターで荷物を預け、オンラインチェックインをしていない場合はチェックイン。
   （YVRのAri Canadaはインターナショナルのカウンターがしまっていて、全てDomesticのカウンターで手続きが行われています。が！2021年4月末までバンクーバー〜成田間はストップしています。）
3. 飛行機の中では飲食中以外はマスクが必須！手を洗ったりサニタイズしたりするのを忘れずに。
4. 日本に到着したら、係員の指示にしたがってPCR検査と入国審査。最短でも2時間くらいはかかると思って気長に待ちましょう。
5. PCRが陰性で問題なければ、隔離先に移動。移動は公共交通機関はNG！
6. 隔離中にLINEでの体調チェック連絡、LINEがない場合は滞在先の電話に電話がかかってきます。体調が悪いと感じたら保健所に連絡をして指示を仰ぎましょう。
7. 14日の隔離が終了したら自由の身！各自治体のルールを守って安全に過ごしてくださいね！

と、いうことで、今回はカナダ渡航に関する必要事項やルール、渡航してからの流れについて（おまけで日本帰国について）紹介しました。

カレッジや大学生の場合は、公立を卒業してから発行されるPost Graduate Work Permitのルールが変わりました。日本でオンラインで授業を受けていても申請対象となることになったので、オンラインで授業を受けるのが大変じゃない場合は、渡航はすぐにしなくても良いかもしれませんね。

逆に高校生はオンライン授業もカナダ国内で受けなくてはいけないというルールがそのまま残っているので、4月入学やサマースクールから入学する予定の場合は、渡航準備をしておかないといけません。

今回のホテル滞在のルールなどは夏まで残っているかわかりませんが、最新の情報を常にチェックして備えておきましょう。