カナダの高校でもエッセイを書く授業はたくさんあると思いますが、学校で提出するエッセイは学校の先生がすごく丁寧に
- こういうフォーマットで
- フォントはこれ!
- 文字の大きさはこれで
- 何文字まで
って決めてくれていますよね。
でも、大学の願書や就職活動で提出するカバーレターって、フォーマットの指示がないものばっかりでどう書くのが正しいんだろう。という人も多いと思います。
今回は一般的なレター系で使える基礎を紹介していきます!学校で提出するフォーマットが決まったエッセイでは必要ないこともあるかもしれませんが、将来的に使えると思うのでみてみてくださいね。
基本の形のサンプル
高校生
フォーマット①:自分の情報
自分の連絡先を書きましょう。
名前・住所・電話番号・メールアドレスなどを入れます。サンプルでは右上にまとめていますが、真ん中のタイトル部分に記載したり、レターの一番下にまとめる人もいます。
見やすさが大切なので、わかりやすければどこにあっても大丈夫ですが、テンプレで多いのは上段の右か真ん中の位置かなと思います。
フォーマット②:宛先
出願する学校の情報を書きましょう。
大学名・学部名・住所などを入れます。出願先がデパートメントではなくInternational Officeなどの場合は、そのオフィスの名前を入れるか大学名のみでも良い場合もありますが、一般的にはデパートメントの名前を入れます。
申請先がどこかわからない場合は、学校のAdmissionやエージェントに確認を取ると良いですね。
位置は左上でレターの書き出しよりも上になります。また、日付を入れる場合も学校情報の上に入れたりします。
Dear Admission Officer, To Whom It May Concern
など〇〇さんへ、という文からスタートします。
段落①:自分について
ここは自己紹介箇所です。希望学部もここで先に伝えます。
- 入学希望の学部と希望の入学月/学期
- バックグラウンド
- 学校、クラブ活動、ボランティアでの活動歴
- 大学でどんなことを勉強したいか
と言った内容を簡潔にまとめましょう。
書き出しは、いろいろな決まったフレーズがありますので、サンプルをたくさん見て確認してみてください。例えばこんなの⬇︎
- I am writing this letter to apply ~~
- I would like to bring to your kind attention ~~
段落②:なぜ志望したのかを詳しく
段落としていますが、要はエッセイでいう本文の部分です。
どうしてもこの学校のこのプログラムがいいんです!という熱意を伝えるところです。できるだけ、このプログラムをこの学校で取ることによって、自分にとってどういう風に良いのか、どうしてもこのプログラムを取りたい理由をエピソードなども含めて語りましょう。
- 得意/好きなこと
- 経験したこと
- 将来について
- この学校/プログラムがいい理由
などから、プログラムに関わることでまとめるようにしましょう。願書を出すプログラムと全然関係のないことを書いてはオフトピックになってしまうので、そういった内容は外しましょう。
この本文は2−3段落に以内に収めるようにすると、きれいにまとまったレターになります。最後の段落は『上の段落たちで書いた内容で分かる通り、私はこんなにやる気がある学生で、あなたの学校にふさわしいと思います!』という内容で締めます。
例えば
I believe that my experience I have obtained makes me a right applicant ~~
というような決まり文句から始まる段落ですね。
段落③:締めの言葉
ここでは、なにか質問があればこちらにご連絡ください。という連絡先の記載や、読んでくれてありがとうございました。というような文章を入れましょう。
nekomimiさん
例えば、
Should you have any questions, please contact me at abc@gmaail.com. Thank you for your time and consideration.
と言った感じですね。
フォーマット③:レターの最後
『敬具』の部分です。敬具のすぐ下には自分の名前を書くのを忘れずに。
英語では、
- Sincerely,
- Best Regards,
- Faithfully Yours,
などがあるので、どれか好きなものを使いましょう。
進学準備でいきなりレターを書いてみる、ではなく!まずは、学校の入学条件とプログラムの入学条件をしっかりと確認して、カバーレターやLetter of Intentが必要な場合は、決まったフォーマットやフォームがないか、書かなきゃいけない内容が決まっていないかチェックします。
こう言ったレター系は、たくさんサンプルやテンプレートがオンライン上で見つけられます。定型文もたくさん見つけられるので、そういった文章も駆使して書いてみましょう。