【カナダ高校留学】成績表を読み解いて成績アップ対策をしよう!

9月~6月までのリニア制、9月~1月、2月~6月のセメスター制とありますが、だいたいどの学校でも成績表は年に4回出ます。
最終成績はリニアの場合は6月、セメスターの場合は1月・6月以降に発行されますが、中間成績もしっかりチェックして今後の対策をしましょう。

そこで、成績の見方を紹介!

成績表のアルファベットの見方

Term(学期)
L.G. -Letter Grade(A,B,Cなどの成績)
W.H. -Work Habits(授業態度)
Abs. -Class Absence(欠席)

単位になる成績

A 86-100%

B 73-85%

C+ 67-72%

C- 60-66%

nekomimiさん

%は、授業態度・出席率・テスト・提出物などの合計で出るよ!

単位にならない成績

I: Incomplete

No Demonstration of minimally acceptable performance in relation to learning outcomes in this reporting period.
(中間成績の時点で、Cよりも点数が低く成績がつけられない)

F: Fail

No demonstration of minimally acceptable performance in relation to learning outcomes in this course.
(学期末の時点で、Cよりも点数が低く成績がつけられない)

W: Withdraw

Student has withdrawn from the course.
(クラスの履修と途中で取りやめ)

SG: Standing Granted

Acceptable level of performance though normal requirements not completed.
(単位はもらえるが、必要なことをこなせていないので成績がつかない)

TS: Transfer Standing

granted based on records from an institution other than a BC school
(BC州以外の高校で取った単位を変換すると、単位はとれても成績がつかない)

RM: Requirements Met

for use with Graduation Transitions only
(ボランティアなどクラス履修は必要がないが、卒業には必要な科目につく成績)

ABCのどれかが取れるようにがんばろう・・・

高校生

授業態度の見方

Excellent (E):とても良い
Good (G):良い
Satisfactory (S):可もなく不可もなく
Needs Improvement (N):がんばりましょう
Not Marked (NM):成績がつきません

授業態度はABCの成績にも反映されてるはずだけど、それ以外で先生がつけてくれる成績。GかEを目指せれば授業にやる気があります!とちゃんとアピールできている証拠です。

成績の上げ方

授業によって、テストやクラス内アクティビティ・授業態度での配点が異なります。
たとえば、テストが80%・宿題やクラス内アクティビティが20%という配分の場合、テストでいい点数を取ることが良い成績につながります。

詳しくはこちらもチェック!

配点の確認は、オンラインで自分の成績が見れる学校の場合はそのページで確認できる場合があります。ない場合は、何に力を入れたら成績が上がるのかと聞いてみましょう。

nekomimiさん

宿題やアクティビティは、点数が悪くてももう一度やり直して提出すれば、最終的な点数を上げてくれる場合もあるけど、テストは一発本番!
授業で教えてくれる内容がテスト範囲になるので、しっかり授業中にテスト範囲を聞いて準備が大切!

出欠はどれくらい重要?

成績に出欠ってどれくらい反映されるんですか?と良く質問を受けます。
もちろん、欠席が多いと成績に影響します!
欠席が増えてきたな、というタイミングで学校の校長先生と面談があったり、Warningという名のイエローカードが出されたりします。

それでも休みが減らなければ退学処分になることもありますので、よっぽどの理由がない限りは休まないようにしましょう。

MEMO
体調が悪い場合は病院にいって、ドクターズノート(医師からのレター)をもらって、学校に提出しましょう。 ドクターズノートがあればお休みにカウントされません。

ただし、お休みが多いとクラス内アクティビティや提出物、クイズやテストでの成績が下がります!

授業態度も成績に入る

日本の学校と違うと最初かなり戸惑うのが、クラス内での授業態度。
日本では『この答えがわかる人?』と聞かれた時や質問があるときに手を挙げて先生に指名された人が話すことが多いですが、カナダでは手を上げずに声を発してしまいます。

最初は慣れないと思いますが、黙って授業を受けているだけだと、Perticipation(授業への参加度合)が低いと見なされて成績が上がりません。
積極的に授業に参加すると先生からの印象も良くなり、Perticipationの点数が高くなります。

nekomimiさん

日本人が成績表に書かれるNo.1は、『もっと積極的にクラスに参加しましょう』。間違ってもいいので声を出すことで改善されるよ!