【高校留学】留学生は3年間で卒業できないの？卒業する方法を紹介！

カナダの高校に入って3年で卒業する‼（編入の場合は期間が違ったりしますが）と思っていても、なかなかうまくいかないことももちろんあります。

3年で卒業できないかも！？という時にカナダで卒業資格をとるための方法を紹介！

卒業に必要な単位についてはこちら

2019年1月28日 【カナダで卒業】留学して現地校に行くだけじゃダメ？単位制度を理解しよう

サマークラスを有効活用する

6月末で学期が終わりますが、教育委員会によっては7月の1か月間でサマープログラムを行っています。短期なので、かなりIntensiveで大変ですがこの1か月間ですっごく頑張れば、次の学期の履修が少し楽になります。

卒業まであと1クラスだけなのにという学生は、卒業式はみんなと一緒にできますが、サマーで最後のクラスを取って卒業、ということもできちゃいます。

ELLでEnglish10,11,12が全然取れていないというGr11の学生はサマークラスは必須！

でも、サマークラスで取るのは1クラスだけがお勧めです。2クラスも取ると毎日午前も午後も授業で宿題をする時間がほとんどなく、寝る間を惜しんで勉強することになります・・・。

オンラインクラスを有効活用する

こちらは州によって異なりますが、州がオンラインでのクラスを用意している場合があります。自分のペースで進めていくことができますが、先生の授業がないので、自分で教科書だけで勉強をしなくてはいけないです。

これがかなり難しい！成績が下がる学生がとても多いです。

ほとんどの場合でおすすめしないですが、どうしても卒業を遅らせたくなくて、自分で時間をきちんと作って勉強できる学生であれば利用してもいいと思います。

今いる学校で19歳まで通って高校を卒業

高校1年生から留学をすると、ELL（英語プログラム）を取らなくてはいけなくて卒業が遅れてしまうというのはあるある。中学生のうちから留学をスタートできればその心配も少なくなります。

とはいっても、中学からの留学をするのもハードルが高いですよね。

ですが逆にいうと、カナダでは絶対にこの年齢で卒業しないといけないという意識は薄いので、転校しないでそのまま卒業を目指せば、同じ学校で18歳を過ぎても通学させてもらえます。20歳以上になると高校にいるのは難しくなりますが、18歳を過ぎちゃう、と焦らず卒業に必要な単位を取ることができますよ。

日本と違ってホームルームがなく、自分のとるクラスの教室に移動して、そのクラスごとにお友達を毎学期作るので、留年した、という風には感じません。カナダ人でも3年間で高校を卒業せず、少し伸びてしまう人もいたり、逆に卒業に必要な単位を取り終えれば卒業ができるので、学年をスキップしたりする人もいます。なので、「留年」という考え方自体があまりありません。

アダルトエデュケーションプログラム

学校によって、Adult Education Program、Continuing Educationなどなど呼び方がありますが、カナダ人でも高校を卒業できなかった学生たちが、卒業資格取得に必要な単位だけを取るために通うパートタイムのプログラムのことです。

教育委員会がプログラムを用意していますし、私立の高校でも受講ができるクラスもあります。ある程度は単位を取っていて、残り少しで卒業できる！という段階でアダルトエデュケーションに編入する場合が多いです。

もちろん、留学生も受講できますし、学生ビザも申請ができますよ。

高校卒業資格を持っていなくとも入学できるカレッジもありますが、卒業資格がある方がスムーズに進学ができるので、できればどちらかの方法で卒業したいですね！

『卒業』する方法は実は結構ある！

まずは、自分が何単位をとれているかしっかり確認しましょう。そして、残りの学期数で何単位とれるかを計算して、サマーやオンラインを取れば3年間で卒業ができるのか、もしくは卒業を遅らせなければいけないのか。

はたまた、アダルトプログラムなどを使った方がいいのかなど­、早めに理解しておきましょうね。