日本で大学入試をするときに必要な『英語外部検定』

 

帰国子女枠での入試に必要なTOEFLやIELTSですが、日本の大学入試でも英語外部検定のスコアを利用する大学が増えています。
スコアを持っていることで入学願書提出ができる大学や、スコアを提出すれば入試の点数に加算してくれる大学があり、入試の際にはいずれかの外部検定スコアを持っていることが必須だと思ったほうがいいですね。

っていっても、どれを使えばいいんだろう…。

高校生

nekomimiさん

自分の志望校や得意なテスト形式をチェックして、入試に向けて準備をしよう!

実用英語技能検定

公益財団法人日本英語検定協会 が実施する英語技能の検定である。一般に英語検定または英検と呼ばれる。 英語に関連する検定としては日本では最も長く行われている。

テスト形式:Listening・Reading・Speaking
試験頻度:全国約230都市・400会場で、年3回
値段:級によって5,900円~9,500円(準2級から~1級)
海外での利用度:非常に低い

TOEIC

国際コミュニケーション英語能力テスト、通称TOEICとは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。 試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービスが行っている。

テスト形式:Listening・Reading
試験頻度:全国約80都市で、年10回
値段:5,725円
海外での利用度:低い

IELTS

International English Language Testing Systemとは、英語熟練度を測る英語検定の1つで、ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationによって協同で運営されている

テスト形式:Listening・Reading・Writing・Speaking
試験頻度:全国16都市で、ほぼ毎週
値段:25,380円
海外での利用度:高い

TOEFL iBT

アメリカ合衆国のNPOである教育試験サービス が主催している外国語としての英語のテストである。非英語圏の出身者のみを対象としており、英語圏の高等教育機関が入学希望者の外国語としての英語力を判定する際に用いる。

テスト形式:Listening・Reading・Writing・Speaking
試験頻度:30都道府県で、月3-5回
値段:US$235(日本円で¥23,500ほど)
海外での利用度:高い

TEAP

上智大学と日本英語検定協会が共同開発した大学入試向けの英語運用能力測定試験である。
※TEAP CBT(コンピューターベースは、認めていない大学がほとんど)

テスト形式:Listening・Reading・Writing・Speaking
試験頻度:23都道府県で、年3回ほど
値段:15,000円
海外での利用度:なし

GTEC CBT

ベネッセコーポレーションが実施している英語4技能検定。正式名称は「Global Test of English Communication」

テスト形式:Listening・Reading・Writing・Speaking
試験頻度:年3回ほど(学校が団体で申し込み可)
値段:9,720円
海外での利用度:なし

MEMO
志望校で利用できるテスト、加算できる点数を元にどれを受けるか考えましょう。
日本で教材がたくさんあって勉強がしやすいのは、TOEIC・英検です。
カナダで留学中の皆さんが勉強するなら、TOEFLやIELTSが学校のプログラムもあって、お勧めです。

nekomimiさん

オンラインでできるチューター(家庭教師)でマンツーマンの授業ができる先生もたくさんいるよ