【カナダ高校留学】どこからがカンニング!?正しいCitation/引用方法を学ぼう!

nekomimiさん

PlagiarismとかCitationって聞いたことある?

なんか知らない単語出た!!

高校生

nekomimiさん

これはエッセイでの参考文書の紹介についてと、それに伴うカンニングと呼ばれる行為のことで、カナダではかなーーーり厳しいので紹介するね!

Plagiarism(プレイジアリズム)ってなに?

エッセイ(小論文)を書くときに、サイトや本などの文章を参考にして自分の意見の理由づけをしたりしますが、そのままコピペで載せてしまうとそれは盗作です!

意図していてもしていなくとも、コピペした文章をそのまま提出してしまうと『Plagiarism』、他人の文章を盗んだことになって、テストや提出物はもちろん0点になり、カナダでは最悪の場合退学になるくらいの行為です。

nekomimiさん

カンニングも同じくPlagiarismだよ!

どうやってふせぐの?

人の書いた文章や考えをそのまま書くのは盗んでいるのと同じ!参考にするにしても、少しだけ文章を使わせて欲しい時も、人の文章を借りてるんですよ!と、しっかりと記載しないといけません。

エッセイの最後に参考文献として載せるだけでなく、引用した部分を文章内で記す必要もあります。

学年や先生によって、参考文献のまとめ方や細かいルール、それに伴う厳しさも違いますが、参考文献を使ってもいいよという課題であれば必ず引用の仕方のルールが書かれているので、絶対に確認してから書きはじめましょう。

先生

今回は大学でも使えるCitationの方法の1部を紹介します。

難しいのを見ておけば、他のが簡単にみえるかもしれないもんね!

高校生

Citation(サイテーション)

参考に使用した本やWebsiteがあり、どの部分を引用したかを示すときに使います。学校や先生によって使用するCitationの種類が違う場合があるので、ここではカナダでよく使われるAPAとMLAという方法を紹介します!

nekomimiさん

Nekomimiは大学でAPAしか使わなかったかな!

今回は例としてこんな感じの内容を参考文献と想定して使います。

著者:Neko(名) Mimi(姓)
サイト名:カナダ高校留学のKitty
URL: https://studykitty.com/
ページ:2ページ目
出版社:Kitty News
作成日:2019/08/14

使う文章: Mimi suggests students to learn citation for preventing plagiarism.
(Mimiは盗作になるのを防ぐために学生にサイテーションを学ぶことをお勧めしています。)

※使い方によっては受け身になっていたりしますが、内容は一緒です。

文章のどの部分にどの文献を使用したか記載して、各Formatに合わせて参考文献をまとめます。まとめたものは最後に全部リストにしてBibliographyのページで使います。

APA Format

文章内に著者の名前を書く場合

まとめ方:Mimi (2019) suggests students to learn citation for preventing plagiarism (p.2).

文章内に著者の名前がない場合

Students are suggested to learn citation for preventing plagiarism (Mimi, 2019).


Mimi (2019):出版年 (p.2):ページ数

エッセイ最後Referenceでの書き方

まとめ方:Mimi, N. (2019, August 14). 留学タイプチェック. Retrieved October 12, 2019, from https://studykitty.com/types/.

順番:作者 (ページが作成された日). ページ名. ページを見た日, URL

MLA Format

文章内に著者の名前を書く場合

まとめ方:Mimi (2) suggests students to learn citation for preventing plagiarism.

文章内に著者の名前がない場合

Students are suggested to learn citation for preventing plagiarism (Mimi 2).


Mimi (2) :著者(ページ数)

エッセイ最後Referenceでの書き方

まとめ方:Mimi, Neko. “留学タイプチェック.” カナダ高校留学のKitty, Nekomimi News, 14 Aug. 2019, https://studykitty.com/types/.

順番: 作者. “ページ名.” サイト名, 出版社, ページが作成された日, URL

et al.ってなに?

サンプルなどを見ていると著茶の名前の部分でよく見かける『et al.』という表記があります。これは、著者が3人以上いるという意味です。(APAでもMLAでも使えます!)

著者が1人の場合:Mimi, Neko
著者が2人の場合:Mimi and Tanaka
著者が3人以上の場合:Mimi et al.

という風に使い分けましょう!

Bibliography(ビブリオグラフィー)

参考文献をエッセイの一番最後にまとめたものをBibliographyといいます。 Bibliographyは一番最後にまとめて参考にしたウェブサイトや本を書いていきます。
単純にReferenceとかAppendexといったタイトルで参考文献をまとめるように言う先生もいますが、名前の違いだけで内容は一緒です!

書き方

APAもしくはMLAでまとめたCitationをそのまま張っていきます!

先生

こんな感じでどんどん下に追加していきましょう。

まとめ

エッセイを書く上で、自分の意見が正しいとサポートしてくれている文章をそのまま少しでも使いたい場合はCitationで注釈をつけて、Citationで使用したものや、自分の意見に少しでも影響を受けた文献はBibliographyに全部乗せていきましょう。

APAやMLAや各条件(著者がいるいない・ページ名がないなどなど)については地域や先生によって異なる場合がありますので、自分の提出しなくてはいけないCitationがどれなのか確認してからエッセイを書き始めるといいですね。

プロが書いた文章をコピペしてしまうと、すごい高い確率で先生にばれます!英語で書いた文章の違いや文章の構成の違いなど、意外とすぐにわかってしまうものなので、要約で自分の言い方で説明をし直したりできるようにライティングを勉強するのも大事です。