高校留学スタート時にはそこまで必要のない英語のスコアですが、卒業後に必要になる場面や、教育委員会の転校をする時に取らなきゃいけないこともあります。
高校留学中は授業や課題・テストで手一杯なのに、そこにIELTSの勉強となるとかなり負担になりますし、テスト対策が通常の英語の勉強とは違ってスコアアップに手こずることもしばしば・・・。
自学ではどうしても難しいIELTSスコアをアップできるように、留学前・卒業前におすすめな対策プログラムをご紹介!
まずIELTSってなに?
みなさんの英語力を
- Reading
- Listening
- Writing
- Speaking
の4技能全てで総合的に判断するテストです。
GeneralとAcademicの2種類があり、Generalはカナダでは主に就労ビザや永住権取得の際に使用され、Academicは就学や資格取得のために使用されます。
その名の通り、Academicは学術的な内容を多く含み、Generalよりも難しいとされています。苦手分野の問題が出ると点数が少し下がる人もいるので、どんな内容でも回答ができるようにたくさんテスト対策をしなくてはいけないですね。
元々は筆記のみのテストでしたが、最近はパソコンベースで受験ができる会場も増えてきました。ライティングなど、手書きが苦手な人はパソコンベースを選ぶと良いかも。
IELTSのテスト内容(Academic)
今回は進学に必要なAcademicについて紹介していきます!
Writing(60分)
Task1: 150 文字以上 図などから状況を要約する問題
Task2:250 文字以上 議題に対して自分の意見などを述べる問題
Reading(60分)
3セクション40問を回答
アカデミックでは、書籍や新聞などの内容が多く、900文字程度の問題が各セクションで出題されます。選択問題もあれば穴埋めも。
Listening(30分)
4セクション40問を回答
日常会話・日常生活の説明・アカデミックな会話・アカデミックな文章などの説明とセクションごとに内容が難しくなっていきます。
Speaking(11−14分)
3パートを回答。
- 自分について聞かれるパート
- カードの内容について自分なりにストーリーを考えてスピーチ
- 面接官から2のカードの内容を元に質問されるので、それについて議論
試験管との予約制で別日になることも。カナダでは当日にまとめてな会場も多くあり、日時は個別に連絡があります。
日本からでもできるIELTS対策プログラムって?
日本からIELTSの準備をしたい人向け、オンラインクラスをご紹介!オンラインだから家で気軽に授業が受けられるのはうれしいですね。
無料体験レッスンができる学校もあるので、体験して自分にあうところを探しましょう!
カナダ高校留学中にできる対策は?
在学中に隙間時間を使ってIELTSの勉強をした学生が利用していたもので多いのはTutorです。すでに留学中であれば英語環境で英語力も徐々にアップしていきますし、ReadingやListeningは練習あるのみで回答がわかれば独学もできる!という学生も多かったです。
ただ、WritingとSpeakingは回答がなく添削してもらわないとスコアアップも難しい!
春・夏休みを使って短期集中型でIELTSの語学学校に通学することも可能です。IELTSを受けたことがない学生は、一度こう言ったクラスを受けることでテストの傾向などを知ることができるので、その後の勉強にかなり役立ちます。
オンライン授業が可能な学校もあるので、興味がある人はご連絡いただければご紹介します!
IELTS以外で使えるテストはある?
日本の大学への帰国子女枠入学したい人、日本の大学の英語を外部外国語テスト受験で受けたい人は、IELTS以外にTOEFLなどもご利用いただけます。入学先の大学によって、その他テストも多くありますが、カナダ留学中に受験をするならIELTSもしくはTOEFLが受験可能です。
カナダのカレッジ・大学に入学したい人は、TOEFLの他にDuolingoの受験が可能です。(2020年7月現在)
Duolingoはオンラインテストで、コロナが落ち着くまでのものと考えている学校もかなりあるようなので、2021年以降の受験は学校の受け入れが可能かしっかり確認してからにしましょう。
Duolingoについて詳細はこちらから